本格的な冬を前に、空気の爽やかな季節の到来です。
『秋』を形容する諺としてあまりにも有名な「天高く馬肥ゆる秋」。その諺通り、晴れた日にふと空に目をやると、その高さと青さにしばし時を忘れて、ボーっと空を見上げつづけてしまうこともしばしば。
秋はまた視覚だけではなく嗅覚、味覚にも訴えかけるモノが多いですよね!夜暗い中、ふわっと香るキンモクセイの香りは、夏から秋へと私達の感覚を染めかえてくれます。 |
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かの芭蕉は秋のにおいを『夜の蘭香にかくれてや花白し』と蘭の花に例えました。キンモクセイでも蘭でも、はたまたサンマ、マツタケ等々、秋は秋ならではの香りがいっぱい!!
少々寒くても外に飛び出して体全体で秋を感じてみませんか? 今月は、秋の味覚にお似合いのワインを紹介しちゃいます!
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今月のお勧め ♪「天高くワイン香る秋!」〜秋の味覚にぴったりのワイン〜♪
★1995 レ・フォール・ド・ラトゥール(フランス/ボルドー地方)
Les Forts de Latour 750ml \9,600
超有名銘柄!メドック1級シャトー・ラトゥールのセカンドラベル! 樹齢10年未満のぶどうから造られた熟成タイプです。セカンドラベルの中では最も品質のよいワインで、飲んだ後の喉越しも長く十分堪能
できます。
※セカンドラベルとは。。。 樹齢の若いぶどうから醸造されたワインや熟成過程において選別されたワインから造られます。若いといってもラトゥールはちょっと違うんです!
★フェブレ ブルゴーニュ・ルージュ(フランス/ブルゴーニュ地方)
Faiveley Bourgogne Rouge 750ml \1,800
ラズベリーやカシス、ブラックチェリーなどを思わせる果実の香りとしっかりした厚みのある風味を楽しめます。
ワイン豆知識 ♪ワインにまつわる物語2♪
ワインの歴史って長いですよね。有名なワインはそれぞれにストーリー を持っているとか。パーティーの話題になるような、ワインにまつわる
ストーリーを教えてください!
店主のいまざわです!
☆ワインにまつわる物語☆
ワインにまつわる物語のなかで圧倒的に多いのはやはりフランスでしょう。その歴史やフランス人のワインにかける愛情からも窺い知ることができます。
今回はだれもが知っている「シャトー・ラトゥール」。言わずと知れたボルドー地方オー・メドックの第一級格付け (プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)を持つワインをご紹介しましょう。
♪シャトー・ラトゥールの物語♪
14世紀、ボルドー地方がイギリス領だった時代、このシャトーの場所にはフランス軍を監視するためのイギリスの要塞がありました。この要塞が「ラトゥール(フランス語で「塔」の意)」です。ジャンヌ・ダルクで有名な百年戦争によってこの塔は崩壊され、シャトーも崩壊してしまいました。しかし、ラトゥールの復興を願うボルドーの人々の熱意により、シャトーは回復しました。「女性的な」と形容されるマルゴー(※vol.16参照)、ラフィットに対し、重厚丹精で力強い味は、男性的なワインの象徴である、とされています。おもしろいことに、「シャトー・ラフィット」がルイ15世の愛妾ポンパドール夫人の目にとまってヴェルサイユ宮殿でもてはやされたのに、同じセギュール家のワインでありながらラトゥールは、一度も登場していないと言います。華麗繊細な味わいで貴族好みで女性的なラフィットに対し、男性的で力強いワインは当時の貴族の好みにあわなかったのでしょうか。ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨンが80%と多いため、色合いが濃く、濃縮された高い香りと味わいには圧倒されるものがあります。寿命も10年以上と非常に長く、十分に熟成してから飲むワインと言えます。結婚記念日やお子さんの誕生年など、記念の年のこのワインを手に入れていつか、その歴史に想いを馳せながら飲みたい、そんな力強いワインです。
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