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ワインの歴史って長いですよね。有名なワインはそれぞれにストーリー を持っているとか。パーティーの話題になるような、ワインにまつわる ストーリーを教えてください!
☆ワインにまつわる物語☆

ワインにまつわる物語のなかで圧倒的に多いのはやはりフランスでしょう。その歴史やフランス人のワインにかける愛情からも窺い知ることができます。
今回はだれもが知っている「シャトー・ラトゥール」。言わずと知れたボルドー地方オー・メドックの第一級格付け (プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)を持つワインをご紹介しましょう。

♪シャトー・ラトゥールの物語♪


14世紀、ボルドー地方がイギリス領だった時代、このシャトーの場所にはフランス軍を監視するためのイギリスの要塞がありました。この要塞が「ラトゥール(フランス語で「塔」の意)」です。ジャンヌ・ダルクで有名な百年戦争によってこの塔は崩壊され、シャトーも崩壊してしまいました。しかし、ラトゥールの復興を願うボルドーの人々の熱意により、シャトーは回復しました。「女性的な」と形容されるマルゴー、ラフィットに対し、重厚丹精で力強い味は、男性的なワインの象徴である、とされています。おもしろいことに、「シャトー・ラフィット」がルイ15世の愛妾ポンパドール夫人の目にとまってヴェルサイユ宮殿でもてはやされたのに、同じセギュール家のワインでありながらラトゥールは、一度も登場していないと言います。華麗繊細な味わいで貴族好みで女性的なラフィットに対し、男性的で力強いワインは当時の貴族の好みにあわなかったのでしょうか。ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨンが80%と多いため、色合いが濃く、濃縮された高い香りと味わいには圧倒されるものがあります。寿命も10年以上と非常に長く、十分に熟成してから飲むワインと言えます。結婚記念日やお子さんの誕生年など、記念の年のこのワインを手に入れていつか、その歴史に想いを馳せながら飲みたい、そんな力強いワインです。

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